再生可能な資源で作る
環境に優しい代替プラスチック
温室効果ガスの排出抑制やカーボンニュートラル社会の実現、SDGsにおける海洋プラスチックごみ問題など
私たちが直面している、地球温暖化や資源枯渇などの問題への解決策として
現在バイオプラスチックが注目されています。
バイオプラスチックとは?
環境に優しい代替プラスチック
バイオプラスチックは、再生可能な資源から作られるため、石油ベースのプラスチックに比べて二酸化炭素の排出量が少なく、化石燃料の使用量減少に貢献できます。また、一部のバイオプラスチックは、自然環境で比較的早く分解される性質を持つため、廃棄物の問題を緩和できる可能性があります。
バイオプラスチックの分類
- 植物などの再生可能な有機資源を原料とするバイオマスプラスチック
- 微生物等の働きで最終的に二酸化炭素と水にまで分解する生分解性プラスチック
- その両方の特徴を兼ね備えた生分解性バイオマスプラスチック
※バイオプラスチックとは、上記を総称する言葉です。
バイオプラスチック取り扱い製品
バイオマスプラスチック
TPS添加バイオプラスチック
株式会社日立ハイテク
(株)日立ハイテクは、キャッサバ(タピオカ)デンプン添加のポリプロピレン(PP)系バイオプラスチックを開発中です。 230℃の高温でも成形やけが発生しにくい良好な成形性と、曲げても折れにくい高靭性が特徴です。 ヒンジ部品など屈曲性が必要な部品に適しています。
NEQAS BIO
株式会社ネクアス
捨てられるはずの卵殻を70%配合させたバイオマスマスターバッチ。 再生可能資源として地球環境への負荷を緩和します。
DURABIO™
三菱ケミカル株式会社
DURABIO™(デュラビオ™)は、植物由来のイソソルバイド(イソソルビド)が主原料のバイオエンジニアリングプラスチックで、 ビスフェノールAを原料とする従来のポリカーボネート樹脂と比較し、 高い透明性、優れた光学特性などの特徴があるとともに、耐傷付き性に優れ、PC樹脂に匹敵する耐衝撃特性を示します。
GRiNABLE(グリネーブル)
アロン化成株式会社
環境配慮型エラストマー「GRiNABLE(グリネーブル)」 のバイオマスシリーズは、非可食性植物由来の素材を使用した熱可塑性エラストマーです。石化製品と同等の性能を有し、リサイクルも可能で、環境負荷低減と性能維持を同時に実現します。
生分解性プラスチック
NEQAS OCEAN
株式会社ネクアス
酢酸セルロースに非フタル酸の可塑剤を配合し、世界初の透明性を有した海洋生分解性樹脂。(ネクアス調べ) 幅広い成型方法に対応した、プラスチックのようでプラスチックではない新しい素材です。
バイオプラスチックの加工
当社ではバイオプラスチック材料の提案・試作・量産加工などを行うことが可能です。
およそ40年間で築いた加工ネットワークを駆使し、商社だからこそできるバイオプラスチックのコーディネーターとして、製品やメーカーなどのしがらみなく、お客様の求めている製品の加工技術や加工方法を提案いたします。
実際の加工方法について、当社の運営サイト加工のすすめで詳しくご紹介しております。
バイオプラスチックに関するご相談なども、お気軽にお問い合わせください!