試作での少量加工も可能!
信越シリコーン「放熱用シリコーン」加工品のご提案
電子機器部品の設計や生産時の“熱対策“になくてはならない放熱用シリコーンですが、
「規格に見合うサイズがない」「試してみたいけど初回は1枚~欲しい」
とのお声はありませんか?
当社ではそんなご要望に合わせ、協力会社様のサポートを受け、
シート・パッド・テープのサイズ加工のご提案も可能です。下記、加工工法をご紹介します。
【加工工法①】スーパーカッター
金型を使用せず、一枚刃を使用してプレス加工する工法です。
メリット | ・最大600m幅まで対応できる為、大型のサイズ加工も可能です。 ・金型イニシャルが不要な為、安価なご提案が可能です。 ・比較的加工スピードが速い為、短納期でのご提案が可能です。 |
デメリット | ・ローラーで材料を送る必要があり、精度の面は金型に劣ります。 ・丸穴等の加工は対応不可となります。 |
(1)
原反のシートを
マシンにセット

(2)
マシン上でサイズや
カットスピード等を設定

(3)
上部から刃を押し当ててカット(プレスカット)

(4)
余分な残材を除きカットして、カット品の完成

※今回の画像ではダイス状の加工を行っております
【加工工法②】PAL500
金型(ピナクル型®・トムソン型)を用いて加工する工法です。
メリット | ・寸法公差が安定する為、精度の高い加工が可能です。 ・加工スピードが速い為、短納期でのご提案が可能です。 ・比較的まとまった数量での加工に適しております。 |
デメリット | ・初回は金型を作成する必要があり、金型代と作成時間をいただきます。 |
(1)
原反のシートを
マシンテーブルにセット

(2)
コンベア状のマシンに
送り込まれプレスカット

(3)
カットされたシートが初期位置にスライドし戻る

(4)
カット品の完成

※画像では長方形サイズの加工を行っております
【加工工法③】プロッター
データをCADで入力し、高精度センサーを用いて加工する工法です。
メリット | ・金型が不要な為、短納期でのご提案が可能です。 ・1200mm × 1500mmと大型のサイズ加工も可能です。 |
デメリット | ・穴あけ加工の際は金型と比較するとガタツキが発生しやすいです。 ・比較的少ない数量での加工に適しており、数量が多い場合は時間がかかります。 |
(1)
原反のシートをマシンにセット

(2)
マシンのテーブル上でシートが
動かないようテープ等で固定

(3)
事前に設定をしたサイズを
センサーが感知、カットを行い完成

<関連リンク>
信越シリコーン | https://www.silicone.jp/
サイズや数量によって各種設備を揃えておりますので、お気軽にご相談ください。
過去に加工実績のある信越シリコーン「放熱用シリコーン加工品」についての、公差表もご用意しております。
(※資料の公差は、規格値ではなく参考値としてご検討をお願いします。)
ご要望の方は、下記フォームよりお問い合わせ願います。