毎日、ホントに暑いですね。
この時季になると必ず同年代の友人たちと「私たちの子どもの頃って30度あったら大変だったよね~」って話。
確かにそのように感じるのですが、実際はどうなのか。気象庁のホームページで調べてみました。
グラフは私が生まれた年から10年ごとの7月、8月、9月の最高気温の平均です(東京都)。
これを見ると8月の最高気温は平均32度程度で推移しているのが分かります。子どもの頃から8月はかなり暑かったのですね。平均で真夏日オーバーだったのです。もう一つ発見がありました。それは7月と9月の最高気温の平均の上昇です。年々、夏の初めから暑くて9月まで暑いという状態になってきているということです。あっつい時季が長期化し、秋がなかなか来ないということです。これは実感しますね。子どもの頃は9月になると蜩(ひぐらし)が鳴いて涼しい風が吹き始めていたような。季節感がなくなったということはデータでもハッキリしています。
ちなみに、2007年から気象庁が用いる予報用語として追加された「猛暑日」ですが、こちらについて調べてみたのが下のグラフです(東京都)。
2007年以前にも35度以上の猛暑日が数日継続する年はあったのですが、2010年代は平均で8日、2020年代は平均で12日と年を追うごと猛暑日は増えていく傾向にあります。
今年はいつまで暑いのでしょうね…。この状態に私たちニッシリは何ができるのでしょうね…。
スイカを食べながら、そんなことを考えたりしています。
シリコーンを宝石と思い、
小さくとも大切に、
かき集め、そして磨こう!
社報「はまゆう」とは…
年2回発刊されている社報です。
春華秋実は、毎号掲載されている巻末にあるエッセイです。