「ひょっとしたら今年は冬なんか来ないんじゃないか…」
真剣にそんなことを考えていましたが(そんなわけはないですね。まだ)、来ましたね。冬。
そして今年も暮れていきます。
個人的には、今年は還暦の年でして、私も生まれてからようやく干支が一巡しました。生後60年…。もっと感慨深いものかなと思っていましたが、いつもの誕生日とそれほど違わない感じで過ぎていきました。ただ、年齢的には人生の晩秋を迎えている訳なので、人生の実りを確実に収穫しなきゃなぁとも、妻の剥いてくれた柿を食べながら思ったりもしました。
人生の実り…。何なのでしょう。私の冬休みの宿題です。
皆さんも、この年末年始、自分の人生を展望してみてはいかがでしょう。
TA BOOK*に「人生100年時代のキャリア」というページがあります(p.83)。そこでは、「(人生100年時代では)80歳程度を寿命としたこれまでの《教育を受ける→働く→引退して余生を過ごす》という3段階のライフコースは抜本的に考え直されなければならない」というリンダグラットン教授の主張を紹介しています。「人生100年時代は、学び直しはいつでも可能であるし、働き方も一様ではなく、雇用のあり方も、時間も場所も、期間も多様であるし、学びながら働くことも、学び直してキャリアチェンジすることも、一生何らかの形で働くことだって考えられる時代となる」とあります。現代は自分自身が100年の人生を主体的にデザインできる、デザインすべき時代なのです。
*ニッシリで働くすべての人が持っている冊子。
考動(Think & Action)するために大切なことが書かれています。
人生100年時代のキャリア
私も来年は何かを学び始めようかな。
皆さんはどうしますか?
シリコーンを宝石と思い、
小さくとも大切に、
かき集め、そして磨こう!
社報「はまゆう」とは…
年2回発刊されている社報です。
春華秋実は、毎号掲載されている巻末にあるエッセイです。