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シラン
ケイ素原子に塩素や水素などの原子、メチル基、フェニル基などの有機基や、メトキシ基、エトキシ基の様なアルコキシ基等々が結合した化合物を(単純に)シランと言います。さらに、有機基にアミノ基などの反応性基が結合しているシランをシランカップリング剤として区別しています。
メチルシランやフェニルシランは金属硅素を原料に直接法と呼ばれる合成法で作られますが、その中でシリコーン工業で最も重要なのは、ジメチルジクロロシランです。クロロシランを加水分解・縮合を行うとジメチルジクロロシランからは直鎖状ポリマーであるシリコーンオイルやシリコーンゴムができ、メチルトリクロロシランや、フェニルトリクロロシランを加水分解・縮合を行うと、シリコーンレジンができます。一方トリメチルクロロシランとアンモニアを反応させると、ヘキサメチルジシラザン(HMDS)と言う、シリル化剤になります。
- 注目製品
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光安定化基(HALS)含有シラン(TMPS-E)
※信越シリコーンのWEBサイトに遷移いたします
- 種類
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アルコキシシラン、クロロシラン、シラザン
- 機能・性能
- 機能・性能別一覧はこちら
- 用途例
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シリコーン製品全般の川上原料、半導体シリコン原料、シーラント製品の架橋剤、シリル化剤(医療薬品中間体) など
- 荷姿
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金属缶、ドラム缶 など